ペーパーアセット

資産形成においては、それぞれの資産の特徴に合わせた投資方法を理解するこ とが重要です。株式や債券、投資信託などの証券類全般をペーパーアセットと呼ぶのに対し、金(ゴ ールド)や不動産、現預金などの実物資産をリアルアセット といいます。ここではまず、両者の違いに注目して双方の特徴を理解しましょう。
例えば、株式と不動産を例に考えた場合、いうまでもなく株価の価格変動の方 が不動産 のそれよりはるかに大きいことは明白です。株式などのペ ーパーアセットはすぐに売買できるため、価格が大きく変動しやすいという特徴を持っている のです。
一方で、不動産は過去の値動きをなぞるようにしてゆっくりと価格が動くとい う特徴があります。価格に慣性の法則が働くといういわれ方もしています。昨日まで下がっていたら、今日も同じくらい下がるだろうという予測がつきやすく、価格の変動幅は株式などに比べとても小さいのが特徴です。株式の場合は、期待値によって株価が大きく変動します。ある企業の新商品が売れる、そのことで業績も上がるという期待があると、その日のうちに株価は上がっていきます。しかし不動産の場合は、これから地価が上がるだろうとか、不動産市場が活況を呈する、だろうという予測があったとしても、その期待値によって、すぐに不動産価格が急騰するわけではありません。取引に時間がかかるため、 その期待はとても緩やかに価格に反映します。値動きが激しくないことには大きなメリットがあります。

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