物件が売りに出ていないとき

数週間かけて、自分が手がけるマーケットを絞り込み、サブマーケットを確定し、知るべきことをすべて知り、そのコミュニティのビジネスリーダーたちと話したあげく、ブローカーから悪い知らせが届く。あなたの判断基準に見合う物件は売りに出ていないというのだ。さあ、どうしたらいいだろうか。まだ続けるべきだろうか。町の別の地区を検討しはじめるべきだろうか。そのマーケットで条件に合った物件が出てくるまで待つべきだろうか。いや、そうではない。厳密に言えば売りに出ていない物件を買うために、行動をおこすだけでいいのだ。

私は物件が売りに出たときはもう遅いと信じている。その時点で他の買主候補たちと競争することになるし、自分が決めた売値を譲らない売主と渡り合わなければならない。私は、ある場所で波を見つけ、乗る価値があると判断したら、「売り出し中」の看板が出るのを待つなど悠長なことはしない。すぐに物件を買いに行くのだ。先に気づいた人が、他者を出し抜いて買ってしまうので、「売り出し中」の看板が立つ暇もなく買われていく物件も多いのだ。ここで重要なのは物件そのものであり、物件を正しく買うことだ。物件が売りに出ているかどうかは問題ではない。「どんなものでも売り物になる、正しい値段であれば」という格言を聞いたことがあるだろう。そう、ここでも同じことが言える。2002年に私たちが購入した物件のほとんどは、売りに出ていたものではなかった。それらはすべて、いち早く行動を起こし、オーナーに連絡を取って取得したものなのだ。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *